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【中絶体験談】中絶について後悔するかどうかは人それぞれだと思います。

      2015/08/07

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-04-ELL88_ameagarinoshizukana-thumb-1000xauto-12415326(40代男性)と申します。

私は20代で結婚をしました。その後、私と家内の間には子供が授かりましたが、経済的理由により、中絶を選択しました。その当時の判断は今でも正しいものだったと思います。でも、一方で後悔の念がないわけではありません。

中絶をする経緯について

私は、大学を卒業してから、父が早い時期に亡くなったため、若くして父が行っていた事業を引き継ぎました。一方で大学時代から付き合っていた女性を20代の前半で結婚をしました。私の会社はいわゆる零細企業で、従業員2人を使い、日々、なんとかやりくりをして事業を行っていました。一応、私は若くして社長だったのですが、社長としての仕事は、何と言っても資金繰りです。月のほとんどの時間を資金繰りに使い、その他の時間で仕事を取ってくる営業をしていました。

そんな私が25歳の頃です。私と家内の間に、新しい命が宿りました。子供が出来た時は、本当にうれしく思ったものです。しかしながら、そんな嬉しさは私の置かれている現実と直面することで、すぐに吹き飛びました。私はすでに家内と、2人の従業員の生活を背負っているのです。その頃の経営は本当にギリギリの所で、資金繰りが上手く行かなくても倒産、資金繰りが上手く行っても新しい仕事がなければ倒産といった、瀬戸際の所にありました。

私は悩みました。新しい命がこの世に生まれてきても、私は自分の責任において、経済的にやっていけるのだろうか?毎月の事業資金を確保し、二人の従業員に給料を払い、残ったお金で私たちの生活費に充てる、そんな日々の繰り返しでしたので、そこに新しい命が加わることで、さらに経済状況は悪くなるのは必至でした。

私は、自分が親として、父として子供を育てる自信と経済力を見出すことができず、結果として、家内と話し合い、中絶をすることを決めました。

妊娠初期のことでしたので、吸引法で中絶をしたのです。費用はだいたい、13万円程度だったと思います。

今になって思うこと

そんな経験もあり、私は一生懸命仕事をしました。

あの時、私に経済力があれば、中絶なんてことはしなくて済んだはずでした。その悔しさをバネにして、私は仕事に打ち込み、今では、会社も少しは大きくなり、事業も安定するようになりました。

今、私が思うことは、あの時の判断は誤っていなかったということです。結果として、今まで、事業に失敗して家族を路頭に迷わせることはありませんでした。しかし、それはたまたまだったからかもしれません。仮にあの時、子供を産んで、その後事業に失敗していたとしたら、それは私の判断ミスだったと思います。私には、そちらの方が最悪の選択だったと思います。

中絶を考えている人へ

今、こうしていくらかの財力を持つようになって、あの時、何か他に選択肢はなかったのだろうかと、取り止めのないことを考えたりすることがあります。

私は一生、この後悔を持ち続けながら、生きていくのです。生まれてくるはずだった子供の供養は毎年欠かせません。

今、中絶を考えている人に対しては、その中絶が本当に正しい判断なのですか?と問いかけたいと思います。やむを得ない事情があるにせよ、私のように一生、後悔の念を持ち続けなくてはならないということを理解して結論を出して欲しいと思います。

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