中絶.com

中絶に悩んだ私が、中絶に悩んでいる人のために作った中絶情報サイト

人口妊娠中絶の費用・手術方法・リスク・後遺症まとめ

      2015/09/27

045048

中絶を受けようとしている人が不安に思っていることはたくさんあると思います。人口妊娠中絶はどれくらいお金がかかるのか、どういった方法で手術するのか、リスクはあるのか、後遺症は残るのか。今回は人工妊娠中絶の費用や手術方法、リスク、後遺症などについてまとめました。これを読んで正しい知識を得た上で、本当に中絶手術を受けるかどうか検討して下さい。

妊娠週数について

中絶を検討する際は、まず妊娠週数を把握することから始まります。妊娠週数によって中絶手術の方法は異なり、また費用についても大きく異なります。

中絶における妊娠週数の数え方は、最後の月経があった初日を0日として、何週間経っているかで計算します。つまり受精が始まる前から数えることになります。通常ですと、次の月経が約4週間後にくるのですが、たいていは生理が遅れることで妊娠に気づきます。すぐに気づいたとしても、すでに妊娠5週目かそれ以降になっているケースが多いということになります。

妊娠週数の数え方は以下の記事で詳しく説明しています。
妊娠超初期の症状・兆候をチェック!中絶をするなら早期の決断が大切です。

中絶手術は、妊娠5週目から11週目までを「初期中絶手術」、12週目以降を「中期中絶手術」といい、それぞれ手術方法や費用が異なります(手術方法や費用については後述します)。なお、中絶手術は5週目以前は胎児が小さすぎてできません。

現在ご自身の体が妊娠の何週目になるのか、まず認識することが重要です。

人工妊娠中絶手術の方法

初期中絶手術

初期中絶手術であれば、手術自体は短時間ですみます。

初期中絶手術にはそうは法と吸引法という2種類の手術法があります。それぞれの手術法の詳細については以下の記事で説明していますが、簡単に言うと、そうは法は手術器具を使って子宮内から胎児を掻きだす形で中絶を行い、吸引法は手術器具を使って子宮内から胎児を吸い出す形で中絶手術を行います。
初期中絶手術の方法とは?

どちらの手術も、手術前に器具で子宮口を広げる前処置を施しますが、オペそのものは20分もあれば終了します。ただ麻酔をかけますので、手術後に麻酔から目覚めるまでは多少の時間を要します。それでも基本的には日帰りで帰れることになります。

初期のうちは手術も簡単で、母体にかかる負担も比較的少ないのです。

中期中絶手術

一方で妊娠中期の中絶手術は、陣痛誘発剤を使って強制的に陣痛を起こして流産させることで中絶をします。詳しくは以下の記事で解説していますが、つまりは普通の出産と同じような形になるので、手術にかかる時間や費用は大きくなります。
中期中絶手術の方法とは?

もちろん母体への負担も大きく、中絶手術後も1日~3日の入院が必要になります。ですので、中絶をするならできるだけ初期中絶のうちに決断し、手術を受けたほうが望ましいです。

人口妊娠中絶にかかる費用

人工妊娠中絶の手術では、健康保険が適用されないため、全額自己負担となります。

クリニックや病院によって費用の差はありますし、また手術を受ける時期や妊娠の状態によっても費用は変わってきます。一般的には妊娠の時期が早ければ早いほど、費用は少なくなります。

初期中絶であれば、平均的な施術費用は約15万円ほどです。事前の検査料や、術後の通院諸費用も考慮すると約20万円ぐらいです。

これに対して中期中絶になりますと、後述しますが基本的には出産と同じ形を取って中絶させるので、その費用は約40万円以上かかることもあるなど、高額になります。

中絶手術費用の相場については、以下の記事で詳しく説明しています。
初期中絶の費用の目安・相場について
中期中絶の費用の目安・相場について

中絶手術のリスク

人工妊娠手術には母体へのリスクが伴います。中絶手術を受けるのが早ければ早いほどリスクは低減します。

中絶手術にかかる全リスクについては以下の記事で詳しく説明していますが、代表的な中絶手術にかかるリスクについては以下が挙げられます。
中絶手術の全リスク解説

初期中絶手術に伴うリスク

  • アレルギーや嘔吐といった麻酔による副作用
  • 手術器具によって子宮内に穴があく(子宮穿孔)
  • 子宮頚の裂傷
  • 子宮内に妊娠時の組織が残ってしまう
  • 出血
  • 生理不順
  • 感染症

中絶中期手術に伴うリスク

妊娠中期では、麻酔を使わず出産する形となるため、通常の出産と同じリスクがあります。主なリスクとしては以下が挙げられます。

  • 子宮頚管の損傷
  • 子宮内収縮不全
  • 子宮破裂
  • 出血

インフォームドコンセントが重要

診察前にリスクを説明された際、疑問に思うことや不安な点をしっかりと確認して同意しましょう(医師が治療についてしっかりと説明し、患者が同意することをインフォームドコンセントと言います)。

中絶手術にはたくさんのリスクがあり、問題が起こると、後遺症が残ったり、不妊の原因になる場合があります。このようなリスクを説明せずに手術を行う医師は信用してはいけません。

人工妊娠中絶の後遺症

中絶手術の後遺症でよく「不妊になるのでは?」などと言われていますが、中絶手術がそのまま不妊の原因になることは基本的にありません。中絶と不妊の関係については以下の記事で詳しく説明しています。
中絶手術を受けると不妊になるの?という疑問について解説します。

それ以上に後遺症として注意しなければいけないのは「心」の問題です。中絶後遺症候群(通称PAS)と呼ばれますが、ある研究によると中絶をしたおよそ約半数に何らかのストレス症状が表れ、19%の人がPTSD(心的外傷後ストレス障害)を経験したことが確認されています。中絶後遺症候群については以下の記事で詳しく説明しています。
中絶後遺症候群、通称PASとは?

予期せぬ妊娠で戸惑い、悩み、心を痛める人も多いでしょう。ひとりでかかえこまずに、相談できる相手を持つことはとても大事です。パートナーや家族に支えてもらうことも必要ですが、心理カウンセラーによるカウンセリングなど充分な知識を備えた専門家に頼るのもひとつの方法です。心理カウンセラーによるカウンセリングは、中絶手術と同じく健康保険の適用外となります。しかしながら、後々の生活につながる精神的なサポートだと思って、治療の一環としてとらえるのがよいでしょう。

信頼できる病院を見つけましょう

妊娠中絶の手術を決心したのであれば、まずは信頼できる病院を見つけることです。

ご自身の妊娠の状態や、費用がどれくらいかかるのかも含めて、できるだけ早く確認することです。どこの病院にするか決める前に、実際に問い合わせや受診をして、信頼できる病院かを見極めましょう。

病院を選ぶときに注意すべきことについては、以下の記事で説明しています。
中絶手術を受ける病院を選ぶ時に注意することまとめ

最後に

人工妊娠中絶は基本的に誰もが初めて経験するものです。

手術前は、知らないことばかりで不安になることも多いかと思います。このサイトでは、様々な記事で中絶について詳しく説明していますので、まずは正しい知識をつけることから始めて下さい。正しい知識こそがあなたを守ってくれます。

また、可能であれば周りの人に相談して下さい。両親、友人、学校の先生など誰でも構いません。誰かに相談できるということが重要なのです。

 - 中絶の後遺症, 中絶の時期・方法, 中絶費用