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【中絶体験談】私が中絶したときに感じた気持ちを正直に書きます。

   

https---www.pakutaso.com-assets_c-2015-06-NAT88_gujyouhacimanhiganbana20140925143908-thumb-1000xauto-17571うーたん(20代女性)と申します。
私は3ヶ月前に中絶手術を受けました。
妊娠が判明してから手術までとても悩み、インターネットで同じ体験をした人の体験談を検索して参考にしていました。
今私と同じように中絶に悩んでいる方に、私が中絶したときに感じた気持ちを伝えることで、少しでもアドバイスが出来たらと思います。

妊娠判明

生理が来る気配がなく妊娠判定薬を試したところ、うっすらと陽性反応が出ました。
間違いの可能性もあるので5日後に再度妊娠判定薬で検査をしたら、今度ははっきりと陽性反応が出たため翌日産婦人科へ。

妊娠していました。
胎嚢が見えないとのことで10日後に再診したところ、胎嚢と小さな赤ちゃんが見えました。
6週に入っていました。

私は未婚で、付き合っていた彼との子でした。
「赤ちゃんが出来たよ」と彼に話すと最初はポカーンとした顔で受け止められないようでした。

エコー写真を見せると固まっていました。
もう愛情もなかったし、お互い別れようと話していた矢先の出来事だったので当然です。

なので私も「中絶するから」と言いました。
ただ、お互いの責任だから金銭については折半でちゃんと折り合いを付けるよう話し、彼も了解しました。

手術の予約

インターネットで中絶が出来る病院を探している時、色々なことが目に飛び込んできました。
赤ちゃんがほしくても授かれない人、苦しい治療の上でようやく赤ちゃんを授かった人、養子縁組を希望している人・・・
そして6週、7週の赤ちゃんのエコー写真。

私は涙が出ました。自分は何て酷い人間なんだと。持っていた赤ちゃんの写真を見て、お腹を触り「ごめんね、ごめんね」と赤ちゃんに謝っていました。

これ以降「生みたい!」という気持ちが強くなり様々な事象感情が交差しましたが、早く決断しなければならない事なのでインターネットで見つけた病院に電話をして診察を受けました。

色々調べて、私は吸引法を選択しました。
費用は15万円(手術後の薬代・診察代込み)でした。

手術を受ける病院に行きエコー写真を撮ったら、赤ちゃんはすごく大きくなっていて頭と手が別れているのもわかりました。
ショックを受けている私に向かって先生は「中絶手術、予約でいっぱいだから10日後に施術します」と淡々と、言いエコー写真を頂いて診察を終えました。

会計を待っている時は涙が止まらず、やめるなら今だ今しかないと思いながらでもどうすることも出来ず手術日時の決定と会計を済ませました。
診察代と「手術予約金」として3万円を支払いました。

手術

手術の予約をしてから情緒不安定になり、彼とも大喧嘩になりました。
「本当に俺の子か!」と暴言を吐かれた上、弁護士を立てられ「全部弁護士を通すよう」言われ姿を消しました。
お金も1円も払ってもらっていません。

産婦人科の診察は保険が利かないため尿検査だけで8千円など高額になるので、安月給の私にはきついから半分出してねと言っていたのに、弁護士に丸投げをして音信普通となりました。

そこで、彼に対する怒りが抑えきれなくなりました。でもそんなことよりもお腹にいる赤ちゃんのことが気がかりですし「生もう」という気持ちが大きくなっていたのでこちらも弁護士を立てる準備をしていました。

手術3日前の日、相手の弁護士から「示談金はいくらほしいのか?」と電話がかかってきました。
「生む」と言ったことで動転したらしく「早く中絶しろ」という意思表示とのことです。

そんなこんなで手術日を迎え、周囲の説得もあり手術に臨みました。
当日に残金の12万円を支払い、診察を受け手術室へ。

9週後半なので、エコーを見たら気が狂ってしまうと思ったので見ませんでした。
手術は全くの無痛で、麻酔の注射をして目が覚めたら終わっていました。
1時間ほど眠っていたようです。

若干麻酔が残っていてふらっとしましたが、すぐに歩けたので「帰ります」と言って1人で電車に乗って帰宅しました。

その後痛みも出血も全然無いので、本当に手術したんだろうか?と不安になっていました。
でも、ひどかったつわりが完全に消えていました。

術後〜1ヶ月

本当に痛みも出血も何も無いので、本当はまだ赤ちゃんがいるんじゃないか?と思っていました。

全部夢だったのかなと。

元々私は精神的にタフで強いと言われるし、自分でも冷静だと思っていました。
だから特に、うつ状態になるとか感傷的になることもなく3週間以上が過ぎました。

そんなある日、赤ちゃんの夢を見たのでエコー写真を出し見ていたら急に苦しくなってきたのです。
急に胸が苦しくなり、ドキドキしてもう自分が抑えられなくなり泣きました。わーんわーんと子供のように泣きました。

その日は手術をしてちょうど1ヶ月目の赤ちゃんの月命日でした。

治療費のこと、自分の体のこと、将来のこと・・・私は本当に自分のことしか考えていませんでした。
赤ちゃんのことを考えいるふりをしながら自分のことばかり考えていたのです。

手術後の痛みも出血もなかったため、赤ちゃんの痛みをわかっていませんでした。

もう戻ってこない、もう二度と帰ってきてくれない、当たり前ですが本当につらいです。
たった3ヶ月でも、私は「母」でした。母なのに何もしてあげられませんでした。
そればかりか、私を選んで私のところに来てくれた赤ちゃんを殺めてしまったのです。

その3日後に生理が来て、本当に赤ちゃんがいないことを痛感しました。

あれから3ヶ月が経ちますが、思い出すと心が乱れます。

今もこれを書きながら涙が出ます。
精神的には本当に強いと思っていた自分でさえ、中絶はショックが大きいです。

生めるなら生んでほしいです。経済的に難しいなら区市町村の補助もあります。
養子縁組もあります。

でも、生むか中絶するかは自分自身で決めることです。

今、悩んでここを読んで下さっているという事は、あなたは「母」か「父」なんです。

冷静にしっかりと判断して下さい。

そして、どうか同じ過ちは二度と繰り返さないようお互いがんばって前に進みましょう。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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