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【中絶体験談】不妊治療の末に待望の妊娠!しかし稽留流産が発覚し、中絶手術を受けました。

      2015/07/06

さくら(30代女性)と申します。

私は不妊治療の末に、やっと子供を妊娠し、とても喜んでいました。しかし、妊娠初期の段階で稽留流産が発覚し、中絶手術をすることになってしまいました。確率的には妊婦の15%くらいの人が経験することと聞かされましたが、今でも辛い思い出です。

2人目の子供ができず不妊治療を行っていました。

私は20代後半の頃中絶しました。

一人目を妊娠・出産して、その子も3歳になり「2人目が欲しいね」と主人と話していた矢先のことです。
どんなに望んでも2人目はできませんでした。
「もしかして不妊症?」と産婦人科の門をたたいたのは自然妊娠がかなわなかった、半年後でした。
基礎体温も付け、排卵日に頑張ってみても結果は出ず。

医師は「排卵誘発剤を使ってみましょう」と言って、錠剤の薬を処方してくれました。
その薬を飲んで2か月後、妊娠していることが分かりました。
それまでに、親戚から「2人目はまだなの?」と頻繁に聞かれていたので、もうこれで悩むこともないのだと、心から嬉しかったです。
1人目の妊娠と同様、10か月たてば出産ができるものと気楽に考えていました。

妊娠初期の稽留流産が発覚

しかし、その日は突然にきました。

妊娠3か月。
ちょうど子供の 保育園の遠足の日の事でした。
朝早くからお弁当の支度をしていると、下半身にぬるっとした感触がしたのです。
あわててトイレに行くと、下着に血がついていました。

あいにく主人は仕事に出掛けたばかりでしたので、近所に住む実母に震える手で電話をかけ、産婦人科に付き添ってもらいました。
妊娠初期の稽留流産である事、私のせいではなく妊婦の15パーセントは経験する出来事であること。
…そういった説明がされました。

私はその言葉を聞きながら、自分自身を責めていました。
重いものを持ったのがいけなかったのか
いくら赤ちゃんが欲しいと言っても、薬を飲んで妊娠したのがいけなかったのか・・・

いろんな思いが交差する中、手術台に乗りました。
「10数えてみましょう。だんだん意識が遠くなりますよ」麻酔を打ってもらう前
私は涙声で「いーちー・にー・・・」と数えていました。
手術の方法は「子宮内容除去術」という方法。
以前テレビで見たことがありますが、器具で赤ちゃんをかきだす方法です。

目が覚めてからは、麻酔の影響でひどい吐き気がしました。
おなかを触ると悲しい気持ちが一気にこみあげてきて、涙があとからあとからあふれ出てきます。
さっきまでおなかの中にいた赤ちゃんは、空に旅立ってしまった。
妊娠が分かった時の、嬉しさ・喜び、それももうなくなってしまった。
性別もわからないのに名前まで考えていたなんて、自分がバカみたい。
しばらくは気持ちが落ち込み、外出時に赤ちゃんや妊婦さんを見ると、醜い嫉妬心でいっぱいになりました。

望んでも子供ができない人もいます

私の場合は望んでいたのに、結果的に中絶せざるを得なくなりました。

不妊治療で産院に通っていたころ、若いカップルが中絶に来ていたのを見たことがあります。
その時に思ったこと、「あの人のおなかじゃなくて、私のおなかに赤ちゃんが入ったらよかったのに。欲しい人の所には、どうして赤ちゃんは来ないんだろう。」

あのカップルも悩んで、悩んでの結果だったのかもしれません。
でも本当によく考えてほしい。
10か月たてば、人間の姿をして生まれてくるその子の事を。
あなたを選んで、おなかに来てくれたことを。
手術をすれば妊娠はなかったことにできます。
だけど、中絶でついた心の傷は一生残ります。

今も、思い出すと元気に生んであげられなかったことを後悔し「ごめんね」と思う日々です。

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