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中絶手術はどれくらい痛いのか?

      2015/09/27

中絶を決意した女性が最初に不安に思うことは「中絶手術はどれくらい痛いんだろう?」ということだと思います。この記事では、中絶手術の痛みの種類や、初期中絶・中期中絶手術の痛みの程度、出血の有無などについて詳しく解説していきます。

実際には心配するほどの痛みや出血はありませんので、この記事を見て安心してもらえればと思います。

中絶手術の痛みの種類

中絶手術に伴う痛みは、大きく分けて以下の3つです。

  1. 中絶手術の前処置で感じる痛み
  2. 中絶手術中に感じる痛み
  3. 中絶手術後に感じる痛み

それぞれの痛みについて詳しく解説します。

1.中絶手術の前処置で感じる痛み

初期中絶手術・中期中絶手術に関わらず、手術前には手術を受けやすくするために、子宮頚管という子宮の入り口を広げるための前処置が行われます。

具体的にはラミナリア桿という細い棒状のものを手術の2日前〜前日にかけて子宮の入り口に挿入し、本数を増やしながら子宮頚管を拡張していきます。回数や本数は、週数や胎児の大きさ、頚管の状態などにより異なりますが、最終的には十数本にいたります。

この前処置は、子宮の入り口を広げるために多少の痛みや下半身の違和感を感じることがあります。しかし、我慢できないほどの激しい痛みではありません。痛みに弱い人は、事前に医師と相談して麻酔を使ってもらうことも可能です。

2.中絶手術中に感じる痛み

中絶手術中に感じる痛みは、初期中絶手術と中期中絶手術で異なるので、それぞれ説明していきます。

初期中絶手術の痛み

初期中絶手術の手術方法は、掻把(そうは)法もしくは吸引法と呼ばれる手法です。掻把法とは、簡単に言うと手術器具で赤ちゃんを子宮から掻きだす手術になります。一方で吸引法とは、簡単に言うと子宮からチューブで赤ちゃんを吸い出す手術になります。

どちらも手術中は麻酔が効いているため、手術中の痛みはほとんどありません。

その他に初期中絶手術に際して痛みを感じるポイントを書いていきます。

前処置が終わり、胎児を母体から取り出す中絶手術の直前準備に移ります。まずは腕に点滴をさします。これは予防注射のときと同じ、チクッとする軽い刺激だけです。

様子を見て、異常がなければ手術台へあがります。中絶手術を行うにあたり、膣鏡という器具を用いて膣内の洗浄と消毒をします。このときに、器具で膣が広げられる痛みや違和感があります。また、その時点まで意識がありますので、ひどく痛むときは医師に口頭で伝えましょう。

全ての準備が整ったら、点滴から麻酔を入れていきます。すでに点滴の針は入っているので、麻酔が入るときの痛みは一切ありません。

次第に意識が遠のき、ぼんやりとした状態になります。麻酔の種類にもよりますが、大半の場合は約10秒ほどで熟睡している状態にまで意識がなくなってしまいます。稀に体質などによって、麻酔の効きが不十分な人もいます。麻酔後も、医師や看護師の声が聞こえたり、体に触れられている感覚が残っている場合は、必ず「麻酔が効いてない」ことを医師に伝えるようにしましょう。麻酔さえ効いてしまえば、この後からの中絶手術による痛みは記憶に残りません。

中絶手術が終わると、麻酔が徐々にきれていき意識が戻ってきます。中絶手術が終わると、安静のために別のベッドに移動します。手術直後は、体を動かすことで腹部に違和感や痛みを感じることがありますが、これは大したことはありません。

中期中絶手術の痛み

中期中絶手術の手術方法は、プレグランディンという子宮収縮を促す薬剤を使用して人工的に陣痛を誘発させ、出産と同様の形で胎児を娩出する形を取ります。

初期中絶と違い麻酔はせず、出産と同じような形で陣痛がきますので、痛みを感じます。最初は生理痛のような痛みがあり、徐々に痛みや収縮の間隔が規則的に、短くなります。人によっては「耐えられない」と思うほどの痛みの場合もあります。

手術直後は、子宮収縮剤の影響で子宮が突っ張るような痛みや違和感をおぼえる場合があります。しかしこれは、手術のために広げられた子宮が元の状態に戻っている証拠。言わば「正常な痛み」なので心配する必要はありません。しかし、もしひどく痛むのであれば医師や看護師のスタッフに申し出たほうがいいでしょう。

中絶手術後に感じる痛み

医師から帰宅の許可が出れば、中絶手術は終了です。

中絶手術から1週間~10日ほどは、中絶手術による子宮からの出血が続きます。このとき、生理に似た下腹部の痛みがあります。痛みの程度はそこまでではないですが、医師に説明された出血量より多く出血していたり、ひどく下腹部が痛む場合は中絶手術を受けた産婦人科で診察を受ける必要があります。出血による痛みは次第に消失しますので心配はいりません。

無痛中絶手術とは?

無痛中絶手術とは、手術前の子宮頚管を広げる前処置を行わない方法をとったり、中絶手術中〜手術後に伴う痛みを上手く麻酔をコントロールする手術方法です。ただ一口に無痛中絶手術といっても、その手法は病院によって異なるので、どういった方法で無痛中絶を実現しているのかを、手術前によく理解しておく必要があります。

無痛中絶手術については、以下の記事に詳しく解説を載せていますので、ご参照下さい。
無痛中絶手術とは?手術方法、普通の中絶手術との違い解説

最後に

ここでは、一般的な中絶手術による痛みについて解説しました。病院によっては、前処置や直前準備の段階が多少前後する場合があります。しかし、処置自体は同じものなので、その痛みについても上記で解説した範囲内と思われて大丈夫です。

人間は、人それぞれ痛みの感じ方が違います。痛みに強い人は、この記事を読んで「一度も痛みを感じなかった」と言われるかもしれません。しかし痛みに弱い人は、「記事に書いてあるより痛かった!」と思われるかもしれません。

しかし、万が一、中絶手術において我慢できない痛みを覚えたときは、そばにいる医師や看護師に伝えることで対処してもらえます。中絶の痛みに対して過剰な心配をする必要はないです。

手術を受ける前に、どのポイントでどのような痛みを感じる可能性があるのかを知っておくことは、中絶手術の不安を下げることにつながるのではないかと思います。この記事を読んで、少しでもあなたの不安が和らげば幸いです。

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