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中絶手術を受ける病院を選ぶ時に注意することまとめ

      2015/09/27

中絶手術は基本的に誰もが初めて受けるものだと思います。この記事では中絶手術を受ける病院(産婦人科)を選ぶ時に注意することについてまとめました。

中絶は妊娠してから手術を受けるまでに、時間が経てば経つほど母体へのリスクや影響は大きくなっていきます。中絶手術を受ける病院を選ぶ際に重要なポイントを知り、なるべく早く受診して手術を受けることは、母体へのリスクを減らすことにもつながります。

中絶をする病院を選ぶ前に、まず何を知らなければいけないか?

中絶手術を受ける人は、まず大前提として自分が「妊娠何週目」なのかを知ることから始めなければいけません。なぜなら、中絶手術は妊娠週数で初期中絶か中期中絶かが決まり、手術方法が変わるためです。病院によって、対応している手術方法や妊娠週数が変わるため、まずは自分の妊娠週数を把握する必要があります。

妊娠週数の数え方については以下の記事で詳しく説明しています。
妊娠超初期の症状・兆候をチェック!中絶をするなら早期の決断が大切です。

しかし、生理が遅れた日などから自己判断では正確な妊娠週数を知ることは難しく、必ず産婦人科で最初の診察を受けて、自分が妊娠何週目なのかを把握する必要があります。妊娠週数の把握のために受診する産婦人科は、普通の診察と同じでどこで受けても大きな違いはないので、とくに病院選びについて難しく考える必要はなく、近くて受診しやすい産婦人科へ行けばよいと思います。

中絶をする病院を選ぶ上で考えるべきこと

妊娠週数がわかれば、次に実際に中絶を行う病院を選ぶことになります。中絶手術を受ける病院を選ぶ際には、以下の5つの観点から、自分の状況に照らし合わせて最もよいと思われる産婦人科を選びましょう。

家からの近さ

中絶を受けるために初診を受けてから、中絶手術後の受診も含め、病院へ何回か通院することになります(場合によっては数日入院するケースもあります)。そのため、家から行きやすい病院である方がいいでしょう。

しかし、あまりに家から近いと、産婦人科へ出入りしているところを知り合いに見られたり、中絶手術を受けたことがどこからか噂などで広がってしまったという体験談を聞いたことがあります。そういったことを気にする方は、少し家から離したほうがいいとは思いますが、あまりに遠いと通院するのも大変ですし、何より急に気分が悪くなるなど「何かあったとき」に、すぐに受診できなくなってしまうので、できるだけ近い病院を選ぶことをおすすめいたします。

対応している妊娠週数

中絶手術は妊娠週数によって、初期中絶手術と中期中絶手術にわけられます。全ての病院が全ての妊娠週数における中絶手術に対応できるわけではなく、病院によっては「妊娠週数●週まで」の中絶手術しか対応していないということが多いです。

この対応週数は病院によって大きく違うので、事前に電話で自分の妊娠週数の中絶手術に対応しているかを聞いてから受診をするようにして下さい。

初期中絶と中期中絶手術の違いは以下の記事で詳しく説明しています。
初期中絶手術の方法とは?
中期中絶手術の方法とは?

(初期中絶のみ)対応している手術方法

初期中絶手術には、そうは法と吸引法という2種類の手術法が存在します。

全ての病院がそうは法と吸引法に対応しているわけではなありません。手術方法は、病院のポリシーや、あなたの状態などによって変わってきます。どちらの手術のほうがよいということはありませんが、事前に自分のうける手術法については理解しておいたほうがいいと思いますので、これも事前に電話で、「初期中絶手術はそうは法と吸引法のどちらに対応しているか」を聞いておくことをおすすめします。

そうは法と吸引法については、以下の記事で詳しく説明しています。
初期中絶手術の方法・流れ・注意事項まとめ

中絶費用

中絶手術の場合、健康保険が適用されないため、全て自己負担となり費用の100%を支払わなければいけません。産婦人科で受ける自己都合による中絶手術には、正確な料金というものが国で定められていないため、産婦人科によって中絶費用が違います。

妊娠週数によっても中絶費用は大きく変わりますが、それであっても妊娠週数に対して適正な範囲の料金を設定してあるかを調べることが大切です。中絶費用の相場については以下の記事に詳しく解説しています。
初期中絶の費用の目安・相場について
中期中絶の費用の目安・相場について

病院によっては、中絶手術が終わった後に、病院側で食事を準備し、最初の食事後の様子までを病院内で確認してから帰宅させる病院もあります。そのような手厚い看護がある病院は費用が高額になってきますし、最低限の処置しかしない病院であればリーズナブルな費用になってくることでしょう。そういったそこの病院で受けられるサービスのことも考慮して、中絶費用を確認・検討をするといいでしょう。

(未成年の人のみ)親の同意書が必要かどうか

未成年の場合、中絶手術には親の同意書が病院側から求められるケースが多いです。法律上は親の同意書は不要ですが、のちのちのトラブルなどを避けるために、そのようなルールを設けている病院が多いようです。

両親へ中絶の相談ができて、手術の同意書が問題なくもらえる場合は気にする必要はありませんが、必ずしもそうではないケースもあるかと思います。その場合は、親の同意書が必要かどうか、事前に電話で病院側へ聞いてから受診するようにしましょう。

親の同意書については、以下の記事で詳しく説明しています。
中絶の同意書とはどういうもの?親の同意は必要?という疑問について解説します。

女性医師or男性医師

医師が男性か女性か、女性なら気になることだと思います。性器を見られてしまう恥ずかしさということもありますが、最も気にすべきなのは心のケアだと思います。

中絶手術は、慣れた産婦人科の医師であっても歓迎するものではありません。その結果、細かいコミュニケーションがとれずに、手術当日の流れや術後の経過などに不安を残してしまうこともあります。このような時、産婦人科の医師が女性であれば、同姓として親身に相談を聞き、中絶を受ける女性の不安や心配を最小限にできる可能性が増えます。

男性医師だからダメというわけではありませんが、その医師が信頼できる人であるかどうかは、中絶手術を受ける病院を選ぶ際に最も重要なポイントであると思います。

痛みのケア

中絶手術は、手術前の前処置、手術中、手術後にそれぞれ痛みを伴います。病院側は、前処置のやり方、麻酔の仕方、手術後の鎮痛剤の投薬などで、患者にそういった痛みをなるべく感じさせないように工夫をしています。

これはなかなか受診前に電話などで聞くことは難しいですが、受診した時に医師へ「中絶手術に伴う痛みをなるべく減らすために、どのように中絶処置をすすめていくのか」を細かく聞いておくことをおすすめします。

中絶手術の痛みについては以下の記事で詳しく説明しています。
中絶手術はどれくらい痛いのか?

大切なのは病院側の配慮

自分の都合で新しい命を中絶するとは言え、そのような場合であっても患者には守られるべき人権があります。病院側が、その事情を汲んで適切な配慮をしてくれるかと言うことも病院選びには重要です。

例えば、中絶手術は通常の診察時間内に行われ、特別に休診日を使って中絶手術をしてくれる産婦人科はありません。そうなると、待合室には出産を前提にして定期健診に来ている女性と、中絶を目前にした患者が同じ席で待つことになります。このような状況を避けるため、中絶手術を受ける患者と、一般の妊婦が顔を合わせないように配慮してくれるような産婦人科を探すことも、ご自身の精神的負担を減らすための方法です。また中絶手術後の安静室も、手術室の横にある殺伐とした控え室ではなく、患者専用に設備された個室の一人部屋を使わせてくれるのか、そう言ったことを確認することも重要です。

まとめ

ここまで中絶手術を受ける病院探しで確認すべきポイントを挙げましたが、やはり最終的には医師との信頼関係が最も重要です。

「この医師なら安心して手術を任せられそう」
そう思う医師がいる病院で手術を受けるべきだと思います。

母体へのリスクを下げるためにも中絶手術は早めに受ける必要があります。可能であれば周りの人にも相談して、できるだけ早く信頼できる病院を見つけられるように行動して下さい。

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