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【中絶体験談】妊娠中に風疹の予防接種を受けてしまい、中絶することになってしまいました。

      2015/07/06

はるちゃん(20代女性)と申します。

私は妊娠に気付かないで、妊婦の状態にも関わらず風疹の予防接種を受けてしまいました。産婦人科の先生からもはっきりと中絶を勧められ、夫婦で泣き、悩みましたが、最終的に中絶を決意しました。

中絶に至った経緯

長く付き合った彼と結婚をして、子供は早く授かりたいという二人の希望から、結婚を機に避妊することをやめていました。

その時ちょうど、テレビのニュースでは「風疹の予防接種をしていない世代がある」ことが良く取り上げられていて、妊婦さんが風疹にかかると胎児にどのような悪影響があるのかなどの報道をよく耳にしていました。
両方の親もそのニュースを見ていて、妊娠する前に、風疹の抗体があるかを調べて、なかったら予防接種をしたほうが良いと勧められました。
私たち夫婦は、ちょうど風疹の予防接種を子供の頃に受けていない可能性のある世代だったため、自分たちの母子手帳を確認してもらうと、夫は2歳の頃に受けていましたが、私は受けていないことが分かりました。
そこで、近所の内科に行って、風疹の予防接種を受けました。

実はこの時、気づいていませんでしたが、私はすでに妊娠していたのです。
予防接種前に記入するカルテには、妊娠の可能性の有無の記載がありましたし、予防接種を打つ前に、お医者さんからも聞かれましたが、私は妊娠しているとは全く思っていなかったので、そのまま予防接種を受けました。
これでいつ妊娠しても、風疹の心配はないと安心していたのですが、その後、予定日になっても生理がなく、まさかと思って検査薬で調べたら、妊娠していることが分かったのです。

すぐに夫婦で産婦人科へ行きましたが、産婦人科の先生はハッキリと中絶を勧めました。
妊娠初期に風疹にかかったり、風疹の予防接種を受けると、胎児に奇形を起こすことになるからです。
100%そうなるわけではありませんが、もしそうなったら生まれてくる我が子の一生の問題になります。

自分たちの無責任さを責め、夫婦で泣き、悩みましたが、中絶を決意しました。

手術の時期と方法

その時、胎児はまだ4~5週ほどの大きさで、心拍は確認できない頃でした。
胎嚢ははっきりと映っていましたが、胎芽は見えるか見えないかくらい小さかったと思います。

その日は、尿検査・血液検査・エコー検査などをしてもらい、正常妊娠であることを確認して、手術の説明を受けて帰りました。
費用は1万円ほどかかりました。

後日、日帰りで手術を受けました。
かなり初期の段階だったので、掻把法といって、赤ちゃんと胎盤などの附属物をスプーンのような器具を使って掻き出す方法でした。

点滴を通して全身麻酔をかけて行うので、手術中は眠っていて全く記憶がありません。
赤ちゃんがまだ小さかったからか、術前の子宮口を広げる処置などもなかったので、手術に伴う痛みはありませんでした。

目が覚めた時には手術は終わっていて、下腹部に違和感を感じました。
生理痛のような鈍痛です。
麻酔が完全にさめてから、その日のうちに帰宅しました。

かかる費用と、その後

かかった費用は、8万円くらいだったと思います。
その後1週間~2週間くらいかけて、子宮の収縮が行われます。そのため、出血が増えたり減ったりしました。
処方された飲み薬を飲み、1週間後と2週間後の2回検査に行きました。
内診などで異常がないかを確認してもらいました。これらの検査もいくらか費用がかかりました。

自分たち夫婦の身勝手で、生まれてくるはずだった小さな命を犠牲にしてしまったことは、一生忘れられません。
手術自体の体の痛みは消えますが、心の痛みは消えません。
この出来事で、命の重さ、親になる責任を改めて感じました。

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