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【中絶体験談】うつ病と闘いながらの人工妊娠中絶

      2015/07/06

しおりん(30代女性)と申します。

私は長年うつ病を患っています。一般的に妊娠というのは女性にとってとても幸せで喜ばしいものです。しかし私の場合は妊娠することが幸せではありませんでした。うつ病と闘いながら、中絶を決めた私の体験談を聞いてください。

避妊をしてくれない主人に戸惑う私

私は現在うつ病の治療をしていて、抗鬱剤や安定剤などたくさんの薬を飲んでいます。
姑さんからも、そんなに薬を飲んでいて、もし妊娠したら「手なし」が生まれるかもしれないから、気をつけてねと散々言われてきました。

もとより、私自身も子供を産む意思はありませんでした。

しかし困ったことに、主人がまったく避妊をしてくれません。

私はいつも避妊具の装着を、行為の前に散々勧めるのですが、それを無視して無理やり避妊具なしで行為に及びます。

今思えばDVの一種ではなかっただろうかと考えてしまうくらい私の意見は聞いてくれない主人でした。

避妊をしないものだから生理が遅れるたびにいつもひやひやしていました。

そして結婚から半年で私はとうとう妊娠してしまいました。

うつ病と赤ちゃん

やはり私も女性なので妊娠が分かった直後は嬉しくてとても幸せでした。

うつ病でかかっている病院の先生も困った顔をしつつも、まぁ産んでみなさいということだったので産むことを決意しました。

しかし、胎児に悪影響な薬をいきなり減らしたので、うつがひどくて家事すらできない状態になってしまい夜も眠れません。

そして妊娠三カ月目で出血がありました。

顔面蒼白になった私は主人に産婦人科に連れて行ってくれるように頼んだのですが、主人は「そんな金どこにあるとや!」と、とても渋りながらとりあえず産婦人科で処置してもらって事なきを得たのですが、この一件で、私は子供を育てる自信を失ってしまいました。

子供の命がかかっているのに子供の命よりお金が大切な主人。
そして家事も出来ないくらいうつがひどい私。

もうこれは育てていけない。

私は実家の両親に中絶費用を借り入れて中絶することに決めました。

中絶の処置は大変でした。
子供が生まれたいという意志を持っているのか、中絶手術の直前はものすごいめまいと吐き気に襲われました。

しかし処置は淡々と行われ私は初めての私の赤ちゃんとお別れしました。

今の私の生活

薄情な主人とはとうに離婚して、今自分の出来る範囲でお仕事や語学の勉強をしています。

うつもかなり改善され、今の私はとても幸せです。

もしあの時中絶をしていなかったら、こんなふうには自分の時間はもてなかったでしょう。

でも妊娠という経験は、私を幸せな人生に導いてくれました。

今もお礼の意味も込めて水子の供養は欠かしません。

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