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【中絶体験談】18歳の時に彼氏との子供を中絶。中絶するということはどういうことなのか私なりに考えました。

      2015/06/19

ゆき(20代女性)と申します。
わたしは18歳の頃、当時付き合ってた彼氏との子供を中絶しました。
中絶するということはどういうことなのか。
答えはありませんが、私が考えたことを書いていきたいと思います。

妊娠に気付くまで

小さい頃から両親に虐待のような育て方をされてきました。
外面はいいけれども夜になれば妹の面倒を押し付けてギャンブルに勤しむ親。
高校にあがるときにはほとんど口もきかないような仲で、もちろん学費も出してもらえず、おこづかいももらえなかったので、風俗のバイトを内緒でしていました。

家に帰りたくないのもあって、そこで知り合ったお客さんの家を転々としながら
段々学校にも行かなくなりました。
支えは幼馴染の何でも話せる男友達で、風俗のことも最初は言えなかったのですが、辛すぎて打ち明けると、「俺と付き合おう」と言ってくれて。
仕事も仕事だったので、定期的に婦人科に通ったり、避妊もちゃんとしていました。

でも付き合ってすぐ、とてつもなく鬱になって、2ヶ月くらい彼氏の家でほとんど寝て過すような感じになりました。
食べたいものもいつもと違って、大好きだったにんにくも、臭いを嗅ぐだけで気持ち悪くなり、それと同時に生理がこなくなって、おかしいなと思い始め、3回目の生理の予定日にもこなかったので産婦人科へ。
もうこのときには薄々妊娠しているのではないかと思っていました。

中絶を決心

最初のお医者さんで妊娠していることが発覚して、一旦家に帰りました。「どうしよう」という思いでいっぱいでした。

当時18歳。彼氏もフリーターで、私には親もいないも同然だしとても育てられないと思いました。
彼が「産もうよ」といってくれたら、もしかしたら産んでいたかもしれません。
でも彼もどうしたらいいかわからないような状態でした。
うそでも見栄っ張りでも、「大丈夫だよ、なんとかなるから一緒に産もう」って本当は言ってほしかったです。
彼の不安そうな顔を見て、わたしはすぐに「中絶しよう」と決心しました。

あっという間の手術の日

もう妊娠の3ヶ月目に突入しそうだったので、お医者さんは手術の日を急いだほうがいいと言い、診察してしから1週間後くらいに手術日を決めました。

昔のお客さんや知り合いの人に、「手術をしなきゃいけないからお金が必要になった」といってお金を借りました。

手術までの間は生きてる心地がしませんでした。
手術の費用は8万円。麻酔科も併設しているところでした。
全身麻酔をしてでの無痛手術でした。

そこの先生はとてもいい先生で、わたしが中絶をしようと思っている、と決めた日も、手術当日もとてもおだやかで余計なことは何も言わず、説教じみることもなく、対応してくださいました。

初めての全身麻酔はとても緊張しましたが、先生が10秒一緒に数えてください、といって、その通りにしている間に意識が遠のきました。

目覚めたときはベッドの上で、3回くらいは吐きましたが、2時間くらいでもう家に帰れました。

ずっとずっと忘れられない

先生がやさしかったのと、手術をしたという実感(痛み)が全く無かったから、
手術のすぐ後はどちらかといえば精神的にも落ち着いていました。
でも、日が経つにつれ、どんどんどんどん、「ごめんね」という気持ちが増していきます。
「産んであげられなくて本当にごめんね」「ごめんね」「ごめんね」と心の中で何度も何度も思います。本当に、辛いです。

手術してから4年が経ちましたが、今でも、子供を見るのが怖いです。
責められているような気がします。特に電車の中やデパートの中で、本当に小さな赤ちゃんが泣き出すと、いてもたってもいられなくなります、自分のせいなんじゃないかって思います。

手術をしてから自分は幸せになっちゃいけないんだと思いこんでいたわたしにも今は、当時の彼氏とは違う人ですが、全てを打ち明けられて支えてくれる人がいます。
やっぱり当時の人とは、そのこともあってぎくしゃくして別れてしまって、それから2人くらいとつきあいまいしたが、もう一度子供を産むなんて考えられませんでした。
でも今の人とは、赤ちゃんがほしいと思います。
産んであげられなかった子の分まで大事に大事にしてあげたい。
まだ怖いことも続いていますが、小さい子への恐怖心も無くなってきました。

自分を責めないで

中絶、どうしようと悩んでらっしゃる方。
どちらを選んでも、自分を責めないでください。
誰も責めないでください。誰も悪くないから。
多分とてもとても辛いと思います。
でもね、きっと幸せになれます。
中絶したからって幸せになっちゃいけないとか、もう子供を産んじゃいけないとかそんなこと絶対ないんです。
きっとお腹の子の幸せもうんと悩んで出した決断だと思います。
生活的にどうしても無理だとか、金銭面でどうしても育てられないとか、
そういったこともあると思います。

だから、大丈夫だから、どうか、自分を責めないでください。

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