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【中絶体験談】中絶と仕事のどちらをとるか。4人目の子供を中絶するときに考えたこと。

      2015/06/18

碧(40代女性)と申します。
私は子供が3人いて、4人目の子供ができた時に、仕事を優先して中絶を選択しました。
中絶と仕事のどちらをとるか、悩んでいる人もいるかと思います。
私がそのときに考えたことを綴りますので、参考になれば幸いです。

思いがけない妊娠

私が中絶をしたのはもう14,5年前のことです。
既に子供が3人いたので、避妊をしていたにも拘わらず、市販の妊娠判定薬で調べると陽性です。

ビックリすると同時に私は真っ青になりました。実は妊娠がわかったのは2月だったのですが、4月から育成会(地域の子供達の遊びやスポーツ大会のお世話と同時に、自治会の行事の手伝いもする)の役員になることが決まっていたからです。

1年間忙殺される役目なので、妊娠などしていては出来るものではありませんし、実際流産した方もいました。でも、同じグループの中で私だけが役員をしていなかったので、断る訳にもいきません。

子供も3人でいいと思っていました。
実は3人目を産む時は、夫は反対し中絶するように言いました。でも、結婚しているのに何故?と私は一人で泣きました。結局私が中絶を希望しなかったので元気な男の子が生まれました。

中絶へ

結局私は役員をしなければならない方を取ってしまいました。
夫は私のつわりが酷くて悪阻になってしまうので、産科への毎月の通院も夫が短時間休みを取って連れていくということもあり、私の身体も心配して中絶することになりました。

命と役員。
どちらが大切か、誰が考えてもわかりますね。
中絶した後、役員の仕事を始めましたが、メンバーの中で秋ごろ妊娠した人がいました。
それまで育成会の役員を経験した人達は目を丸くし、少々非難の目を向けていましたが、私達は彼女を労わって、赤ちゃんに何かないように気を配って上げました。

そうです。
それが普通のことなのです。それに気付かなかった私は自分の子供を自分で殺してしまいました。

病院へ

電話で中絶を扱っている病院を見つけ、総合病院でしたが産婦人科で有名な病院があったので、そこで中絶してもらうことにしました。

費用は10万円程でした。

手術当日、私は手術室の前室で貧血を起こし倒れてしまいました。今思うと、お腹の子が「お母さん、待って。産んで」と思ってしたことではないかと思えて仕方ありません。

点滴で麻酔をし、数を数えます。11くらいまで記憶にあります。
その後私が見ていたのは、ものすごいスピードで走る乗り物に乗っている自分でした。「私は死ぬんだ。でも、その前に一言家族にお別れを言いたい」と思いましたが、スピードが速くて振り返ることも出来ません。
お別れは出来ないな・・・と思った時、看護師さんの声と、自分がストレッチャーに乗って移動していることがわかりました。麻酔が切れていないので目が開きません。

お別れしたいと思っていたのは、私ではなく、お腹の子の方だったのかもしれません。

迷うのは産むということ

中絶せずに産んだ3人目の子と中絶してしまった4人目の子。

私がわかったことは、『産むか産まないか迷うということは産む(産みたい)ということ』です。
結婚している人に限りません。私の友人は結婚前に妊娠しました。中絶しようと言う彼を、彼女は必死に説得し2人は結婚して、今でも家族とても仲良くしています。

私の言うことは状況によっては当てはまらない場合もあるでしょう。
でも、中絶するか少しでも迷っているなら、よく考え最善の道を選ぶようにして下さいね。

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